本事業の理念

二祖真教上人七百年御遠忌に際して

 

平成31年は、時宗二祖他阿真教上人七百年の御遠忌にあたります。

二祖真教上人は宗祖一遍上人の最大の理解者であり、法灯の継承者でもあります。

そのご遺徳は多岐にわたり、多数の念仏道場の建立、僧侶の育成、布教方法の工夫といった政策は、宗祖の教えを全国の人々に弘めていく基盤づくりとなりました。

ゆえに時宗教団は、真教上人を実質的な創設者として仰ぎ、御遠忌法要を厳修してきました。

この度も「二祖上人七百年御遠忌実行委員会」を発足させ、報恩謝徳の精神を根底に本御遠忌の指針を検討してまいりました。そして、基本理念として3点を掲げることとなりました。

 

1.真の後継者、教団の確立者としてのご功績を仰ぐ

2.時宗僧侶、檀信徒が共に“喜びの念仏”を体感する

3.宗祖から二祖へと受け継がれた「南無阿弥陀仏のみ教え」を伝承する

 

また、これらの基本理念に親しみをもっていただくために「なむあみだ佛はうれしきか」をスローガンに掲げました。

これは一遍上人と真教上人を描いた『一遍上人縁起絵』に出てくる詞書で、両祖師の法灯相続と、お二人が“喜びの念仏”を体感されていたことを暗示している一場面とされています。

基本理念を体現する御遠忌記念事業に関しては「総本山ご本尊大修復」や「真教上人ゆかりの地への参拝」、「各種法要」などを企画しております。詳細は『遊行』や『御遠忌だより』、『御遠忌特設ホームページ』を通してご案内いたします。

 

「なむあみだ佛はうれしきか」のスローガンと共に、時宗僧侶、檀信徒の皆様が一丸となりこの御遠忌事業を完遂できることを念願しております。